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死んでいく人について

今日も体調が悪い。
今年は本当に体調が悪い。
毎年こんな感じであるが、ついに心臓まで痛み始めた。
これは死ぬなと思い、実家に帰ってきて様子を見ているが、良くなったり悪くなったりで、なかなか完治しない。
心臓が痛いと、なにもできない。一番症状がひどかった夏には、椅子に座っていることすらできなかった。
心臓が弱っていて、足先まで血を流すことができず、座っているだけでどんどん苦しくなり、苦しさに耐えられなくなって、そのまま帰ってきてしまった。
秋から冬になり、気温が下がって、よく眠れるようになって、徐々に回復してきたように思うが、朝起きて自転車を坂道でこぐと、
心臓が締め付けられるような感覚がある。
病院の検査では、せいぜい洞不整脈程度の診断しか異常を見つけることができなかった。
心臓が流している血液の量が測定できれば、一発でわかると思うが、血圧も脈拍も心電図も正常範囲内であるので、
正常な血液量を心臓が流しているのであろうと判断されてしまった。
明日生きているかどうかわからないという気持ちになるのに、まわりからは"正常です"と言われてしまう。
このように、自分の苦痛を他人にわかってもらえない瀕死の人から、死んでいくのであろうと思う。