ナチュラル・ボーン・ヒーローズ1

ナチュラル・ボーン・ヒーローズという本を読み始めた。BORN TO RUN 走るために生まれた ―ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”を書いた、クリストファー・マクドゥーガルの新しい本だ。正直、BORN TO RUNは作中に出てくる走る民族が、資本主義に巻き込まれていくところまでしか読んでいなくて、そんなに面白いと思えなかった。

ただ、走り方としてフォアフット(つま先)で走ることを知り、本に触発されてやってみたことがある。結果は、アキレス腱炎になった。やり方が違うのだと思ったが、どこが違うのかよくわからず、フォアフットは封印した。他にはスコットジュレクという人を、この本を通じて初めて知った。 

EAT&RUN

EAT&RUN

 

スコットジュレク自身EAT&RUNという本を出しており、この本は読みやすく最後まで読んだ。EAT&RUNを読んで通勤ランを始めた。それぐらい自分にとっては影響力のある本だった。

人間は突発的に災難に見舞われることがあるが、その原因が分からないことがよくある。そうした時、どうすればいいのだろうか。スコットジュレクは、自分の母親が筋萎縮性硬化症になぜならなければならなかったか、走りながら考え続けた。なぜ自分の母親なのだろう。なぜ自分の家庭なのだろう。なぜ自分は、母親の代わりに、子供の頃からずっと働かなければならなかったのだろう。なぜそんな境遇に自分は生まれたのだろう。

そうした問いに対して彼の正直な文章は、自分の心を打った。それで共感を受けて、通勤ランを始めてみたというわけだ。やすい靴だとすぐにアキレス腱炎が再発するので、10,000円ほどしたロードランナーという靴に変えた。そうして、朝走りながら通勤するようになって、もちろん辛い時は無理しないで自転車で行ったりするけれど、なるだけ走って通勤するようになった。運動すると、人間の気持ちが良い方向に変わっていくことを学んだ自分は、これ系の本がもっと読みたいと思い、図書館へ予約をいれておいたのだ。それでようやく順番が回ってきて借りることができたので読んでいる。

まだ2章くらいしか読んでいないが、クレタ島ギリシャ人はこんなにすごいんだというエピソードばかり紹介されていて、もうそろそろエピソード紹介から、なぜそういった身体能力をもつにいたったかの考察が始まって欲しい。 

ナチュラル・ボーン・ヒーローズ―人類が失った

ナチュラル・ボーン・ヒーローズ―人類が失った"野生"のスキルをめぐる冒険